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Channel: 和風なz-axis邸
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住宅展示場(モデルハウス)の見学は無意味

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我が家の新築を考える前、大きな住宅展示場へ延べ10回弱行ったことがあります。

新築を検討しているときには1回だけモデルハウスを見に行きました。
その時の目的は防犯ガラスやシャッターを見るためでしたが、
残念ながら、当時のモデルハウスには普通のペアガラスしか付けていませんでした。
営業の人にガラスのことや樹脂サッシのことを聞いても「ハ?」というような顔。

住宅展示場のモデルハウスの外観はどれも同じ印象です。
異なるのは間取りや大きさだけと言っても良いです。

サイディングや釉薬瓦を見ても物に大差は無いでしょう。
床材を見ても合板なので大差無し。
壁や天井を見ても上等なビニルクロスを貼ってあるだけ。
設備はタカラなどのショールームへ行ったほうが良いと思います。
建物の構造なども分かりません。
聞いたところで、柱は軽量鉄骨か集成材、もしくはパネル。
非現実的な間取りを見ても意味がありません。

見学で一番良いのは完成見学会へ行くことです。
施主が真剣に考えて建てた現実の家を見ることです。

ハウスメーカーの建てた物でも、
「現実的な家」という意味では見る価値は多少あるのかもしれませんが、
もっと良いのは自由設計の幅の大きい地元工務店の完成見学会。
さらに勉強になるのは設計事務所の完成見学会だと思います。

住宅展示場は単に客寄せが目的。
家を建てることになっても1回も行けば十分。
2回も住宅展示場へ足を運ぶ必要は無いと思います。
気弱な人や詐欺に引っ掛かりやすい人は行かない方が良いと思います。

私の場合、営業の人がまとわりついて来るようなことがありませんでした。
構造など、ハウスメーカーの痛いところを訊きまくったので、
営業マンが引いたのかも?

もしハウスメーカーの家を見たいのなら、建築中の家を見た方が良いでしょう。
現場の下請けの作業員がいろいろ教えてくれるかもしれません。

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